amazonのアカウント履歴の「税金」の金額は、仕訳の販売手数料a/cに加減算しなくていい理由は?
問題の所在
下のamazonのアカウント履歴(=monthly summary)の冒頭を見ると、収入ー支出ー税金=振込み、と表示されている。(ちなみ金額の加減算は一致しない (*_*)
加減算は一致しないのはいいが、このうち「税金」がやや不安。
というのも、当事務所では以下の記事にあるように、売上の仕訳を、
(借)普通預金 xx(貸)売上高 xx
(借)販売手数料 xx(貸)売上高 XX
でいいとして仕訳しているが、
https://soba-kyoshinan.com/?p=19017
なんとなく上の「税金」を上の2本めの販売手数料にオンしないと計上不足に見えなくもない。
この点を整理した備忘メモ。
結論
上の「税金」は無視していい。
理由
以下の記事が参考になる:
Amazon出品(出店)サービス(Amazon セラーセントラル) – ファイルアップロードによる売上データの取り込み方法
(以下、一部抜粋)
作成する取引データの例
※ 2,400円(税込)のTシャツが売れた場合
図1:Amazonセラーセントラル側の表記
Tシャツ売上 | ¥2,400 | |
商品代金 | ¥2,182 | |
商品税 | ¥218 | (「その他」に計上) |
Amazonポイントの費用 | -¥24 | (「その他」に計上) |
Amazon手数料 | -¥392 |
したがって、Amazonセラーセントラルからの入金額は1,984円となります。
図2:freeeに作成される取引データ(1,984円)の明細
図3:税込経理の場合の仕訳例
借方 | 貸方 | ||||
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勘定科目 | 金額 | 税区分 | 勘定科目 | 金額 | 税区分 |
売上高 | 24 | 課税売上10% | 売上高 | 2,182 | 課税売上10% |
支払手数料 | 392 | 課税仕入10% | 売上高 | 218 | 課税売上10% |
Amazon(セラーセントラル) | 1,984 | 対象外 |
※「税込経理」の設定方法については「消費税・税区分の設定を行う」をご覧ください。「税抜経理」の設定をしている場合には、図2の各明細にさらに10%の消費税が加算された金額が入力される(商品税218円分と重複する)ため、以下の手順8の方法で修正が必要となります。
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↓
当事務所でのいつもの仕訳に引き直すと、24+392=416のため、
(借)普通預金 1、984 (貸)売上高 1、984
(借)販売手数料 416(貸)売上高 416
ここで、1,984+416=2,400、になるので、OK。
補足
特記事項なし
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