当事務所用)K様、F様、A様等)インボイス制度対応で、令和5年10月1日以降から課税事業者になった場合の弥生会計AEと仕訳インポートの設定の変更点は?

問題の所在

当事務所では、記帳代行業務でいわゆる仕訳インポートを重用しているが、いわゆるインボイス制度の導入後の10月以降、仕訳インポートと弥生会計の設定を修正する必要がある。

単純に、「10/1以降は、課税事業者のアレに置き換えるだけ」のハズが、若干、+αがあったので、念のため、ダンドリを整理する。

 

結論

10月分の仕訳インポートから、以下の設定へ変更する:

 

1.弥生会計AE

1)消費税の設定:

通常の課税事業者の設定に変更する。すなわち【消費税設定】で、みどり枠線の中にレを入れ、赤枠線の中をクリック:

10/1以降の設定にするのであるから、10/1へ

デフォルトが税込み設定で困惑する。税抜き設定にしたいが、それは後で変更するとして、税込みのままスルー:

★なお、既存の科目の課否設定は、免税のときに「対象外」設定が、上の①の変更でデフォルトの設定に置き換わっている。

★ここで忘れないよう、【消費税】画面に戻り、いつものように税抜き設定へ変更しておく:

 

2)科目設定

①例えば、交際費k a/cを新設する。具体的には以下の記事等を参照:

当事務所用)【2024/1/22更新】(随時更新)弥生会計AEでの、科目設定(特に消費税の設定)の方針は?

②「9月までは非課税+10月以降は課税」の取引(例 交際費a/c)を、9月末に科目置き換えをしておく
(例 交際費a/c → 交際費h a/c)

 

2.仕訳インポートエクセル

上の2)の後に、仕訳インポートエクセルの、

①「勘定科目一覧汎用形式0」シート → 貼替え

②「取り込み」シート → 消費税額の2列を関数で置き換える。その際の備忘メモとして、以下の2つのセルにコピペし、後は行コピーでOK:

【セルH3】

=IF(A3=””,””,VLOOKUP(E3,勘定科目一覧汎用形式0!$G$9:$L$376,6,FALSE))

【セルN3】

=IF(A3=””,””,VLOOKUP(K3,勘定科目一覧汎用形式0!$G$9:$L$376,6,FALSE))

③「テーブル」シートで、例えば、交際費a/c → 交際費h a/c へ置き換える

 

理由

特記事項なし

補足

上の、

>②「9月までは非課税+10月以降は課税」の取引(例 交際費a/c)を、9月末に科目置き換えをしておく
(例 交際費a/c → 交際費h a/c)

を失念しないよう!